Webライター

【体験談】Webライターはきつい?1年続けて思ったこと・乗り越えるコツ

【体験談】Webライターはきつい?1年続けてみて思ったこと・乗り越えるコツなど

Webライターに興味があるけど、きついって本当?
Webライターを始めたみたものの、きつい…。

このように「Webライターはきつい」というイメージを持つ人や、実際にWebライターのきつさを実感している人も多いのではないでしょうか?

実際に私は専業Webライターを1年半続けてきましたが、確かに「Webライターってきつい!」と感じることは多いです。

それでも、仕事のやり方などを工夫して何とか続けてこれましたし、Webライターは決してきついだけでなく、やりがいや楽しさも感じられる仕事だと思っています。

そこでこの記事では、専業Webライター歴1年半の私の体験談をもとに、

  • Webライターがきついと思う理由
  • Webライターがきついと感じたときに乗り越えるコツ

これらについてお話ししていきます。

私は決してベテランライターではありませんが、同じようなライター歴の方や、これから「Webライターを始めたい」と考えている人の参考になるかと思います。

maya
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ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪

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Webライターはぶっちゃけきつい!その理由や1年続けてみて思ったこと【5選】

Webライターはぶっちゃけきつい!その理由や1年続けてみて思ったこと【5選】「Webライターってきついの?」という問いに対して、私はぶっちゃけ「きつい」と答えます。

なぜWebライターがきついと感じるのか、私が思う理由は次の5つです。

  1. なかなか提案が通らない
  2. 稼ぐためには多くの仕事をこなす必要がある
  3. 思うように文章が書けずに行き詰まることがある
  4. モチベーションが一定に保てない
  5. 自己管理が難しい

それぞれの理由について、さらに詳しくお話ししていきますね。

(1)なかなか提案が通らない

Webライターを始めたばかりの初心者ライターさんがもっとも「きつい…」と感じるときが、「なかなか提案が通らない」ことだと思います。これは実際に私もそうでした。

そもそもWebライターとして働くためには、自分の“提案”を採用してもらう必要があります。

提案とは簡単に言うと営業活動のようなもので、「自分にはこんな実績やスキルがあるので、このお仕事で役に立てます」と文章でアピールすることです。

私は仕事を獲得するために「ランサーズ」というクラウドソーシングのサイトを活用しているのですが、1つの案件(=お仕事)に対して、多くのライターさんが提案をします。

人気のある案件だと50人以上のライターさんが提案をすることがあり、そんな中で選ばれるのは基本的に1名〜数名程度なので、とても狭き門なのです…。

特にWebライターを始めたばかりの頃は“実績”(=今までにこなした仕事)がないこともあって信用されにくく、提案が選ばれないことはザラにあります。

そして提案が立て続けに落選すると落ち込みますし、Webライターきつい…とめげそうになってしまいます。

なので最初のうちは、低単価の案件で少しずつWebライターの実績を増やす必要があります。また、提案文を見直すことも採用してもらうためにはかなり効果的です。

ちなみにWebライターを1年半続けてきた今では、同じクライアントさんから定期的に依頼をいただくことが多くなったので、提案すること自体が少なくなりました。

なので以前よりは「提案が採用されずに落ち込む…」ということはなくなりましたが、やはり今でも提案が採用されなかったときは、

「自分の何が良くなかったんだろう…」
「提案文には自信があったのに…」

と少し落ち込んでしまいますね。これはWebライターを続ける上で、避けられないことでしょう。

(2)稼ぐためには多くの仕事をこなす必要がある

「Webライターとしてがっつり稼ぎたい!」というのであれば、やはりそれだけ多くの仕事をこなしていく必要があります。

特に実績があまりない初心者ライターの場合、実績を作る意味でも低単価の案件を受けざるを得ません。

そのため初心者のうちに稼ごうと思うと、どうしても仕事量は増えてしまいます。

私自身Webライターとしてはまだまだですから、そうそう高単価のお仕事ばかりをいただくことはできず、必死でお仕事をこなしている日々です。

もちろんやりがいはあるのですが、締め切り前などはやっぱり「きつい!」と感じてしまいますね。

ちなみに「多くの仕事って、具体的にはどのくらい?」と思う人もいるかもしれないので、具体例を挙げています。

例えば文字単価1円の案件があったとして、1記事3,000文字を、2日に1記事のペースで納品すると、1ヶ月あたりの報酬は45,000円ということになります。

そしてランサーズなどのクラウドソーシング経由でお仕事を受けている場合、さらに手数料が引かれるので、実際の手取りはもっと少なくなります。

参考例

文字単価 1文字につき1円
1記事あたりの文字数 3,000文字
1記事あたりの報酬 3,000円
納品ペース 2日に1記事
1ヶ月あたりの報酬 45,000円(※クラウドソーシング経由の場合、ここから手数料が引かれます)

この仕事量が多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだと思いますが、個人的には会社で事務員として働いていたころよりも、単純な作業量は圧倒的にWebライターの方が上だと感じています。

しかも、上記の例だと報酬は5万円にも届きません。

もちろん1日に1記事以上こなせるライターさんであればもっと稼ぐことはできますが、記事を書くためのリサーチ時間なども含めるとなかなか難しいところ。

「そもそも文字単価が高い案件をこなせば、仕事量を増やす必要はないんじゃない?」と思った方もいるかもしれません。

maya
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実際に私も、なるべく文字単価2円以上の案件を受けるようにしています

しかし文字単価1円以上の高額案件は人気がありますから、それだけ競争率も高く、そう簡単には提案を採用してもらえないのが現実です。

なので「少ない仕事量で効率よく稼ぐ」というのは私にとっては難しく、まだまだ多くの仕事を受ける日々が続きそうです。

(3)思うように文章が書けずに行き詰まることがある

Webライターで「きつい」と感じるのが、思うように文章が書けずに行き詰まってしまうときです。

そもそもWebライターの仕事は、自分のブログとは違って好きな文章を自由に書くことはできません。

もちろん仕事内容やクライアントにもよりますが、ある程度記事のテーマが決まっていることがほとんどですし、表記ルールが細かく定められていることも。

このように色々な制約がある中で文章を書いていると、どうしても行き詰まってしまうことがあり、そんなときはWebライターきついなぁ…と感じてしまいますね。

特に私がWebライターを始めたばかりの頃は、知識や興味のないテーマの仕事でも引き受けていたのですが、そんな知識も興味も薄いテーマの記事を書く時は、なおさら行き詰まることが多くてつらかったですね。

今は自分の得意分野のジャンルに絞って仕事を受けているので、以前よりは行き詰まることは少なくなりました。

それでもやっぱり

  • 「思うように文章が書けない…」
  • 「ずっと考えているのに文章が思いつかない…」

ということは今でもあります。

そんなときでもとりあえずPCに向かって「ああでもないこうでもない」と考えてみたり、反対に一旦他のことに取り組んでみたりすると、ふとしたときにすんなりと文章が浮かんでくるので不思議なものです。

maya
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いずれにせよ、忍耐力がないとちょっときついかもしれません…

(4)自己管理が難しい

Webライターをしていて、個人的に1番「きつい」と思うのが、自己管理の難しさです。

Webライターは家にいながら好きな時間に働けるので、通勤や人間関係のストレスもないので、とても魅力的な仕事だと思っています。

ただ、会社員として働いている時と違って、監視の目や制約が一切ないので、いくらでもサボれてしまうんですよね。

記事を書いているはずが、ついネットや動画を見てしまったりすることも…。

そんなだらけモードに入ってしまうと、「今日はもう仕事はいいや〜」なんてサボってしまうことがあります…。最悪ですよね(苦笑)

しかしそんなだらけきった生活をしていると、締め切り前に大量の仕事に追われてしまうということにもなりかねません。

また、生活が不規則だと仕事の質も下がってしまいます。

なので、いくらWebライターが家で好きな時間に働けるとは言っても、「結局規則正しい生活は必要だなぁ…」と感じています。

むしろ、会社員のときよりも厳しく自己管理をしなければと思いますね。

私は集中力もないですし誘惑に弱いタイプなので、Webライターとして働くことは常に自分との戦いでもあります。

maya
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自己管理って本当に難しい…

(5)モチベーションが一定に保てない

「Webライター楽しくないなぁ…。」
「最近なんだかやる気が出ない…。」

こんなふうに、ときどきWebライターのお仕事に対するモチベーションが低下してしまうことがあります。

特に私は気分やモチベーションにムラがタイプなので、人よりそういったことが多いかもしれません。

こんなときは「Webライターきつい…」と感じてしまいますね。

Webライターって言葉の響きはカッコいいですけど、実際の仕事はとても地味ですし、人と関わることがほとんどないので刺激がないですから、(←これはメリットでもありますが)

「楽しい仕事がしたい!」
「人と関わることが好き!」

という人にはあまり向いていないお仕事だと思います。

私がこのWebライターというお仕事を続けられているのは、

  • 1人で黙々と作業することが好きだから
  • 文章を書くことが好きだから

という理由が大きいのですが、そんな私ですら時々「Webライターきついなぁ…」「刺激が欲しいなぁ…」と感じてしまうくらいだからです。

ただ、最近ではモチベーションというものは、あまりアテにしないようにしています。

そもそも「モチベーションという“気分”に毎日の仕事を左右されるのってどうなの?」と思うようになったからです。

なので「いかにモチベーションを上げるか」ではなくて、「いかに毎日同じ仕事ができるか」ということに、考えをシフトしていきました。

もちろんモチベーションの上下はありますが、モチベーションが低いときでも同じだけ仕事ができるように日々工夫しています。

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Webライターがきついと感じたら?ライター歴1年の私が実践したこと【5選】

Webライターがきついと感じたら?ライター歴1年の私が実践したこと【5選】ここからは、私がWebライターを続ける上で実践していることを5つお話ししていきます。

Webライターは地道なお仕事ということもあって「いかに楽しめるか」という工夫や、自己管理が大切だと実感しています。

これからお話しする5つの内容も、Webライターを楽しむための工夫や、自己管理に関することが中心になっています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

(1)ワンランク上の案件にチャレンジしてみる

Webライターがきついと感じる大きな理由として、

  • 作業量のわりに報酬が少ない
  • 同じような作業ばかりでマンネリ化してしまう

といったことが挙げられると思います。

実際に私もそうだったのですが、特にWebライターを始めたばかりの頃は私には高単価の案件はまだ無理だから…と、つい文字単価が低めの案件ばかりに応募していました。

しかしそれだといつまでたっても成長できないし、「作業量のわりに報酬が少ない」ということになりがちです。

なので、「ちょっとマンネリ化してきたな」「もっと効率良く稼げるようになりたいな」と思ったら、積極的に新規案件に提案するようにしています。

また、ときには継続依頼を断ることも大切です。

Webライターを続けていると、ありがたいことに継続でご依頼をしていただけることも増えてきます。

しかし「良くしてくれるクライアント様だから…」「せっかくご依頼していただけるのだから…」と、すべて引き受けてしまっては、新しい案件にチャレンジする機会や時間が失われてしまいます。

なので継続依頼であっても、その都度「本当に引き受けるべきか」ということを考えた上で、引き受ける・引き受けないを判断すべきです。

新しい何かを手に入れたいのであれば、今持っているものを手放す勇気も大切ということを、常に心にとめておきましょう。

(2)生活リズムを整える

Webライターをはじめ、在宅で仕事をするためには生活リズムを整えることが何よりも重要です。

これは先ほど「Webライターがきついと思う理由」でもお話ししましたが、在宅で仕事をするのって、会社員以上に生活リズムや自己管理が大切だと痛感しています。

なので、決まった時間に寝て起きて、しっかりと食事をとることを意識しています。できれば程度な運動もしたほうが良いです。

maya
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と言いつつも、私自身なかなか運動はできていません…

中には「不規則な生活や夜型生活の方が性に合っている」という人もいるかと思いますが、私の場合は、やっぱり規則正しい生活をベースにした方がWebライターの仕事がはかどると感じますね。

(3)インターネットやゲームの時間を制限する

Webライターのお仕事は、常に誘惑との戦いでもあります。

というのも、Webライターのお仕事はPCに向かって作業することがほとんどなので、ちょっと集中力が切れてしまった時に、つい仕事に関係のないネットサーフィンをしてしまいがちです。

特に在宅でできるWebライターは会社と違って監視の目がないので、いくらでもサボれてしまうんですよね。

でも、「ちょっとだけ…」とネットサーフィンをしてしまうと、意外と時間が取られてしまうものです。

せっかく作業に向いていた集中力も削がれてしまいますし、良いことは何もありません。

私はかなりそういった誘惑に弱い方なので、つい近くにあるスマホや携帯ゲーム機に手が伸びてしまうことも…。

なので「どうやってインターネットやゲームから離れるか」ということを常に考えてきました。

そして色々試行錯誤した結果、今では以下の方法でインターネットやゲームから離れることができるようになってきました。

  • タイムロッキングコンテナ(=時間が経つまで開けられない箱)にゲーム機などを入れてしまう
  • 仕事に関係のないサイトにアクセスできないように、ブラウザの設定をする

自分の意志だけで「今日は絶対に作業中にネットサーフィンしないぞ!」と決めたところで、そう上手くいくはずもありません。

なので「タイムロッキングコンテナ」のような便利グッズやブラウザ設定などを活用することで、強制的にネットやゲームから離れる仕組みを作りました。

タイムロッキングコンテナ

スマホやゲーム機など集中力の妨げになるものを入れて時間を設定すると、時間が来るまで開けられない便利アイテムです

これ個人的にかなり効果があったので、もし同じように作業中についネットやスマホを見てしまうという人がいれば、ぜひ試してみてください。

(4)「なぜWebライターを続けるのか」を考えてみる

Webライターを続けていると、どうしてもモチベーションが上がらない時があったり、自分ってWebライターに向いてないかも…とネガティブな気持ちになったりすることもあると思います。

そんなスランプのときは、一旦立ち止まって「なぜ自分はWebライターを続けているのか」を改めて考えてみる良い機会です。

そしてWebライターを続ける意味を考えることで、「よし、じゃあまた頑張ろうかな」と思えるきっかけにもなります。

例えば私の場合、なぜWebライターを続けるのかを考えてみると…

  • 家が好きなので、在宅でできる仕事がしたいから
  • 文章を書くことが好きだから
  • 1人で黙々と作業することが苦にならないから
  • 記事を書くことでクライアントの方に感謝してもらえることが嬉しいから

こんな感じです。

「Webライターの仕事が楽しくて仕方がない!」というよりは、「私に合っている働き方だから、これからも地道に続けていきたい」というスタンスに近いですね、

ただ、もしWebライターを続ける理由を考えてみても、

やっぱりWebライターはつまらない
Webライターを続けるのはつらい

という結論になってしまうという人は、もっと他に自分に合う仕事があるかもしれません。

なので「Webライターがつらい」と感じるのであれば、Webライターにこだわらずに色々な仕事にチャレンジしてみるべきだと思います。

(5)ブログを並行してやってみる

Webライターとして書く記事には、決まったテーマや表記ルールなどが定められていることがほとんど。

なので「Webライターとしての仕事は好きだけど、もっと自由に文章を書きたいな」と、フラストレーションが溜まることもあるでしょう。

そんなときのためにおすすめなのが、自分だけのブログ(=メディア)を持つこと。

自分のブログであれば自由に文章を書くことができますし、アフィリエイトブログであれば収益化も可能です。

また、ブログ自体が自分の“名刺”代わりにもなるので、ブログを見てくれた企業の方からお声がかかることもあるでしょう。

また、気負わずに書けるブログがあることは、Webライターとしてちょっと疲れたときの息抜きにもなりますよ。

なのでWebライターとして活動するのであれば、ぜひブログも合わせて開設することをおすすめします。

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Webライターはきついけど得られるものも大きい!まずは1年続けてみよう

Webライターはきついけど得られるものも大きい!まずは1年続けてみよう「Webライターがきつい」と言われる理由や、Webライターがつらいと感じたときの対処法などをお話ししました。

Webライターとして活動する私の主観的な内容がほとんどでしたが、少しでも参考になれば嬉しいです。

やっぱりWebライターって楽な仕事ではないですし、「きつい」と感じることも多いと思います。

けれど家で好きな時間に自分のペースで働けることや、未経験からでも始められることなど、Webライターにはメリットもたくさんあります。

そのため、もし「Webライターに興味があるけど、きつそうで迷っている…」という方は、まずは1年間Webライターを続けてみて、自分に合うかどうかを見極めてみるのがおすすめです。

Webライターは副業としてもできる仕事なので、ぜひ気負わずにチャレンジしてみてくださいね。

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