ランサーズの自分の実績に「24時間以内の返信率」という気になる項目がありますよね。
実はこの24時間以内返信率は「認定ランサー」になるために必要な条件の一つ。なので、できるだけ返信率を高く維持したいところ。
しかし、
「24時間以内に返信してるのに、なぜか返信率が下がっていく…」
「そもそも返信率って何?全部のメッセージに返信しなきゃいけないの?」
このように、24時間以内返信率について頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
実際にランサーズを活用している私も、最初の頃は24時間以内返信率に悩まされました。
そこでこの記事では、「ランサーズの24時間以内返信率について詳しく知りたい!」という人に向けて、
- ランサーズの「24時間以内返信率」の仕組み
- 「24時間以内返信率」の低下を防ぐ方法
- 下がってしまった「24時間以内返信率」を上げる方法
これらについて徹底解説していきます。
Webライターとしてランサーズを活用している、私の実体験を踏まえてお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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ランサーズの「24時間以内返信率」とは?定義と仕組みを解説
そもそもランサーズの「24時間以内返信率」とは一体何なのでしょうか。
ランサーズ公式サイトによると、24時間以内返信率は次のように定義されています。
返信率は、【相手に返信したメッセージ】のうち、【24時間以内に返信したメッセージ】の割合を指します。
■返信率の定義
返信率は、下記の公式に基づいて算出されます。
返信率 = 24時間以内に返信した件数 / 返信した件数
この定義から分かる通り、返信率は「返信した件数」で計算されます。
なので返信しなかったメッセージはカウントされないため、そもそも返信をしなければ、返信率に影響がないのです。
しかし24時間が経過した後にメッセージを返信してしまうと、「返信した件数」にカウントされて返信率が下がってしまうという仕組みなんです。
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ランサーズの「24時間以内返信率」は認定ランサーの条件の一つ
ところで、ランサーズの「24時間以内返信率」は、認定ランサーになるために必要な条件の一つです。
ここで、認定ランサーになるための条件をおさらいしておきましょう。
1. 獲得報酬額: 各カテゴリの上位20%
2. クライアントからの評価: 4.8以上
3. 仕事完了率: 90%以上
4. タスク承認率: 90%以上
5. 24時間以内のメッセージ返信率: 80%以上
6. ランサーズへのログイン: 最終ログインが1ヶ月以内
7. 各種認証やプロフィールの登録: 後述の項目が認証済み・登録済み※過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております。
上記によると、認定ランサーになるためには過去1年間の24時間以内のメッセージ返信率が80%以上であることが必要です。
さらに認定ランサーになってからも、返信率80%を下回ってしまうと認定ランサーは取り消しになってしまいます。なので、意外と気が抜けないところだったりします。
おそらくこの記事を読んでいるあなたも、
「認定ランサーになりたい」
「せっかく上げたランクを落としたくない」
という理由から、「24時間以内返信率の低下を防ぎたい」と思っているはずです。
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ランサーズの「24時間以内返信率」が低下しない場合って?3つのパターンを解説
ランサーズの「24時間以内返信率」について、定義などをざっくりとお伝えしました。
ここからは、より具体的に「24時間以内返信率が低下しないパターン」を3つお話ししていきます。
- メッセージに返信しない場合
- クライアントが「返信不要」にチェックを入れている場合
- 自分のメッセージに追記する場合
それぞれのパターンについて詳しく説明していきますね。
(1)メッセージに返信しない場合
24時間以内返信率の定義でもお伝えした通り、そもそもメッセージに返信しなければ24時間以内返信率が低下することはありません。
なので、「届いたメッセージすべてに24時間以内に返信しないと、返信率が下がってしまう…」ということはないので安心してください。
ですから、例えばコピペで大量送信されているようなスカウトメールなどの、明らかに不要なメッセージには律儀に返信しなくてもOKということです。
(2)クライアントが「返信不要」にチェックを入れている場合
メッセージを送ってくれたクライアントが「返信不要」にチェックを入れている場合、24時間経過後に返信したとしても、返信率は下がりません。
反対に、「返信不要」にチェックが入っていない場合、メッセージに「返信依頼」という青いマークが付きます。
なので、とりあえず「返信依頼」という青いマークが付いているメッセージには要注意!と覚えておきましょう。
少し余談ですが、「返信率」という項目は、私たちランサー側(=仕事を受ける側)にしかありません。
なのでランサー側の「返信率」を知らないクライアントも多いのです。
(3)自分のメッセージに追記する場合
自分が最後にメッセージを送ったときに、「追記でメッセージを送りたい」ということってありますよね。
でも「24時間経過したあとに自分のメッセージに追記すると、返信とみなされて返信率が下がっちゃうのかな?」
と、ふと気になったことはありませんか?
結論からお伝えすると、自分のメッセージに追記する場合は返信率に影響はありません。もちろん「返信不要」にチェックを入れていなくても大丈夫ですよ。
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要注意!いつの間にか「24時間以内返信率」が低下してしまうパターンとは
「メッセージには必ず24時間以内に返信してるのに、なぜか返信率がどんどん下がってしまう…」
ということってありませんか?
実は24時間以内返信率にはある“落とし穴”が潜んでいるんです。
それは、「納品報告」をするときも返信とみなされてしまうということ。
どういうことかと言うと、先ほどもお伝えした通り、
- メッセージがクライアントの返信で終わっている
- かつ、「返信不要」にチェックが入っていない
この場合、24時間経過以降にメッセージの返信をすると、24時間以内返信率は下がってしまいます。
なので多くの方が「メッセージには24時間以内に返信しよう!」と気を付けるようにするはず。
しかし「納品報告」をするときに、その意識は抜け落ちてしまいがちなのです。
というのも、仕事が完了した後の「納品報告」って、大抵メッセージのやりとりから24時間以上経過していることがほとんどですよね。
なので、うっかり「返信不要」にチェックが入っていないメッセージに返信する形で納品報告を続けてしまうと、24時間以内返信率はどんどん低下してしまうのです。
例えば、よくあるこのようなやりとりに注意です。
ランサー:ご依頼ありがとうございます。作業を進めていきますので、完了時にご連絡いたします。
↓
クライアント:よろしくお願いいたします。(返信不要チェックなし)
↓(24時間以上経過後)
ランサー:作業が完了いたしました。
このような納品完了の連絡でも、24時間以内返信率は下がってしまうんです。
実はこれ、ランサーズを利用してまもない頃に、私がやってしまったミスだったりします。
なので、納品報告をする際には「返信依頼」の青いマークが付いているメッセージに返信しないように注意が必要です。
なるべく自分のメッセージで終わらせれば問題ありませんが、やむを得ない場合は新しいメッセージスレッドを立ち上げて納品報告をしましょう。
新しいメッセージスレッドの一通目であれば、返信率には影響しません。
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ランサーズの「24時間以内返信率」を上げる方法【4選】
ここからは、
「ランサーズの24時間以内返信率が80%を切ってしまった…」
「下がってしまった24時間以内返信率をまた上げたい!」
このような人に向けて、ランサーズの24時間以内返信率を上げる方法を4つお伝えしていきます。
もちろんこれらの方法は、24時間以内返信率をキープするためにも使えますよ。
(1)メッセージをこまめにチェックする
基本的なことですが、ランサーズには毎日ログインして、メッセージが来ていないかチェックするようにしましょう。
ランサーズはスマホからもチェックできますし、ランサーズの公式アプリをインストールすることで、プッシュ通知を受け取ることも可能です。
もし出先などで長いメッセージを書くことができない場合でも
内容を確認させていただきました。のちほど詳細を回答いたします。
まずはご連絡のみにて、失礼いたします。
このように返信しておくとよいでしょう。クライアントにも「メッセージを読みました」と伝えられるので、一石二鳥ですよ。
(2)自分のメッセージで終わらせる
クライアントが「返信不要」にチェックを入れてくれている場合は問題ないのですが、そうでないメッセージは自分で終わらせるようにしましょう。
中には律儀に返信をしてくださるクライアントもいるので、「当メッセージへの返信は不要です。」と一言付け加えておくと、よほどのことがない限り返信はないはずです。
(3)新しいメッセージスレッドを立ち上げる
自分のメッセージで終わらせるように気を付けていたとしても、どうしてもクライアント側でやりとりが終わってしまうことはあります。
しかし「24時間経過した後にメッセージを送りたい」ことってありますよね。例えば納品報告をするときなどが挙げられるでしょう。
そんなときは、新しいメッセージスレッドを立ち上げて、自分のメッセージが「返信」にならないようにすればOKです。
ただ、複数のメッセージスレッドが立ち上がってしまうことで、今までのやりとりが見返しにくくなってしまうというデメリットもあります。それはクライアントにとっても同じことです。
なので、新しいメッセージスレッドを立ち上げるというのは、なるべく避けた方が無難です。
もちろん新しいメッセージスレッドを立ち上げることはルール違反ではありませんし、24時間以内返信率を下げないためにはやむを得ないでしょう。
(4)不要なスカウトメッセージには返信しない
明らかにコピペで送られてきているような、「不要なスカウトメッセージには返信しない」と決めておくとよいでしょう。
ランサーズで活動していると、スカウトメッセージを受け取る機会も多くなりますが、
- 宛名がなく、コピペで大量送信されているのが明らか
- 金額と納期だけ記載してあり、仕事内容が書いていない
- 自分の活動分野とまったく関係のないスカウト
- そもそも日本語がおかしい
このような「それってどうなの?」「プロフィールをしっかり見てくれているのかな?」と思うようなスカウトメッセージもたくさん来ます。
このような不要なスカウトメッセージに返信してしまうと、余計なやりとりが発生してしまいます。
そのため大切なメッセージが埋もれてしまったり、貴重な時間が失われることに。
特に最初のうちはスカウトメールが来ると嬉しくてつい返信してしまいそうになりますが、「ちょっとおかしいな」と感じたら、返信しないことをおすすめします。
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ランサーズの「24時間以内返信率」の仕組みを理解して低下を防ごう
ランサーズの「24時間以内返信率」の仕組みや、低下を防ぐ方法などについてお話ししました。少しでも参考になれば嬉しいです。
24時間以内返信率は、クライアント側からすれば「この人はメッセージに迅速に対応してくれるか」ということが分かる、大切な指標なのは確かです。
しかし、納品報告の際などにはちょっと厄介なシステムではありますよね。
とはいえ、認定ランサーになるには80%以上さえキープすればOKなので、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ。
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