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Webライター歴3年の私が「1文字2円」の案件を獲得するためにやったこと5選!反省点も紹介

Webライター歴3年の私が「1文字2円」の案件を獲得するためにやったこと5選!反省点も紹介

「1文字2円」の案件を受注できるようになりました

Webライターを始めたばかりの頃は1文字2円の案件なんて自分にはとても無理…と思っていました。

しかしいくつかのことを実践した結果、ある時期からスムーズに1文字2円の案件を受注できるようになったのです。

ランサーズで1文字2円単価のコラム執筆案件を受注したときのやり取り画像▲ランサーズで1文字2円単価のコラム執筆案件を受注できるようになりました

本記事では私の体験談をもとに、1文字2円の案件を獲得するためのノウハウをお伝えします。

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Webライターの私が「1文字2円」の案件を獲得するまでにかかった期間とは?

Webライターの私が「1文字2円」の案件を獲得するまでにかかった期間を公開!ターニングポイントは?Webライター歴3年目の私ですが、1文字2円の案件を獲得するまでに約1年かかりました。

参考までに、私が1年間で新規で獲得した案件と文字単価を紹介しますね。文字単価アップにつながるターニングポイントは赤字で記載しています。

新規獲得した案件(※継続案件は除く) 文字単価
2020年4月 デジタルコンテンツのリライト 0.5円
2020年5月
2020年6月 芸能関連のブログ記事 0.26円
2020年7月 婚活記事 0.4円
ネイルデザインに関する記事 1.26円
美容用品に関する記事 0.83円
スキンケア用品に関する記事 0.83円
2020年8月 住宅に関する記事 0.5円
2020年9月
2020年10月 アニメ紹介記事 0.6円
2020年11月〜2021年1月
2021年2月 100均グッズに関する記事 1円
2021年3月〜4月 結婚相談所に関する記事のテストライティング(合格) 1円
結婚相談所に関する記事 2円
2021年5月〜現在 ライフスタイルに関する記事
100均グッズの紹介記事 など
2円〜3円

文字単価アップのきっかけとなったターニングポイントは、後半に集中していることが分かります。

つまり、なかなか低単価Webライターから抜け出せなかったということなのですが、その理由については記事後半の「低単価Webライターを早く抜け出すために“こうすればよかった”と思うこと」で詳しく解説しますね。

まずは、文字単価アップのきっかけになったターニングポイントの出来事を紹介していきます。

ターニングポイント(1)初めて「1文字1円以上」の案件を獲得できた

Webライター4ヶ月目となる2020年7月に、初めて「1文字1円以上」の案件を獲得しました。

2020年7月に初めて「1文字1円以上」の案件を獲得▲クリックで拡大します

さらに「継続依頼」かつ「記名ありの記事」だったので、Webライターとして少し自信がついた月でもあります。

そしてラッキーなことに、この月に獲得した案件はすべて「実績として公開OK」という許可をいただけたので、プロフィールやポートフォリオが一気に充実しました。

maya
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なので、1文字1円以上の案件を獲得できたというだけでなく、「実績を作る」という意味でも大きなターニングポイントになったと実感しています

ターニングポイント(2)高単価案件につながる実績ができた

本格的にWebライターとしての活動をスタートした2021年2月に、「100均に関する記事執筆」という案件を獲得しました。

2021年2月に高単価案件につながる実績ができた▲クリックで拡大します

「自分が撮影した写真とともに、おすすめの100均グッズを紹介する」という1文字1円の案件だったのですが、この実績をプロフィールに掲載するようになってから、

  • 1文字2円以上の案件
  • 写真撮影必須のグッズ紹介記事の案件

これらのオファーをいただく機会が格段に増えたのです。

もともとミラーレス一眼カメラで写真を撮るのが好きなのですが、まさかWebライターの仕事に役に立つとは思わなかったので驚きました。

文字単価がアップしたわけではないのですが、その後の受注につながっているので、私にとっては大きなターニングポイントになった案件です。

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ターニングポイント(3)テストライティングに合格して1文字2円の案件を獲得!

「合格すれば1文字2円の継続依頼」のテストライティング(1文字1円)に思い切って応募したところ、なんと29人中の1人に選ばれて合格しました。

「合格すれば1文字2円」のテストライティングに合格▲クリックで拡大します
「合格すれば1文字2円」のテストライティング当選者画面▲クリックで拡大します

「結婚相談所・婚活に関するコラム」という案件だったのですが、

  • 自分自身の「婚活で結婚した」という経験が案件に役立つとアピールした
  • 婚活記事の実績があったのでURLを提示した

これらが採用の決め手になったのだと思います。

ただ、この段階ではあくまでもテストライティングだったので、その後の合否連絡がくるまで毎日ソワソワしていました。

結果は合格で、ついに念願の1文字2円の継続案件を獲得できました!

テストライティングに合格し1文字2円の継続案件を獲得できたときの画像▲テストライティングに合格し、1文字2円の継続案件を獲得できました!

Webライター歴1年を迎えたところで、晴れて低単価ライターから卒業です。

maya
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ちなみにこちらのクライアントからは今でも継続依頼をいただいており、Webライターの収入の大きな柱になっています

ターニングポイント(4)1文字2円以上の直接依頼が増えた

1文字2円の案件を受注する頃には、公開できる実績もかなり増えてきました。

それにともない、私の実績を見たクライアントから次のような直接依頼のメッセージをいただく機会が増えていきます。

ランサーズでクライアントから直接依頼があったときの画面
直接依頼のメッセージ2▲ランサーズ経由の直接依頼メッセージの一例です

特に直接依頼は1文字2円以上の好条件の案件が多いので、自然と受注する案件の文字単価も上がっていきました。

maya
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現在では1文字2〜3円の継続依頼を中心に受注し、順調にWebライターの活動を継続しています

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Webライターの私が「1文字2円」の案件を獲得するためにやったこと【5選】

【Webライターの私が「1文字2円」の案件を獲得するためにやったこと【5選】ここからは、より具体的にWebライターの私が1文字2円の案件を獲得するためにやったことを5つ紹介します。

1文字2円の案件を獲得するためにやったこと
  1. 実績を積むために0.5円前後の案件を10ヶ月で14件(=60記事)納品した
  2. 公開できる実績(=記名記事)を作ってスキルをアピールした
  3. 知識や経験のあるジャンルの案件に応募して得意ジャンルを作った
  4. 提案文を見直してアピール力を高めた
  5. SEOやワードプレスの知識を身に付けてニーズに応えられるだけのスキルを身につけた

「1文字2円の案件を獲得するためにやるべきことを知りたい!」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。

(1)実績を積むために0.5円前後の案件を10ヶ月で14件(=60記事)納品した

実績がほとんどない初心者Webライターの場合、最初から文字単価1円以上の案件に応募しても採用されないことが多いです。

maya
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実際に私自身、実績が少ない状態で文字単価1円以上の案件に応募しても、ほとんど採用されませんでした…

なので、最初は初心者Webライターでも採用されやすい「1文字0.5円前後」の案件に絞って応募して、とにかく受注数を増やすことに注力しました。

これは「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトでは有効な手段だと実感しています。

というのも、「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイト経由で案件をこなすと、自分のプロフィールに「実績●件」というように受注した案件数が表示されます。

ランサーズのプロフィールで自分の受注した案件数が表示されることが分かる画像▲ランサーズでは自分のプロフィールに受注した案件数が表示されます

そのため、ある程度実績を積むことで「それなりに受注実績があるWebライター」とクライアントにアピールできるので、案件が受注しやすくなるのです。

ただし採用されやすいからといって1文字0.5円前後の案件ばかり受注していると、いつまで経っても文字単価を上げることができません。

例えば、私の場合は10ヶ月間で0.5円の案件を14件(=60記事)も受注しましたが、正直もっと早い段階で文字単価アップを狙っていればよかったと思います。

なので、1文字0.5円前後の案件を5件ほどこなしたら、0.8円、1円と文字単価アップを狙っていきましょう。

(2)公開できる実績(=記名記事)を作ってスキルをアピールした

私が1文字2円以上の案件を獲得できた大きな理由は、公開できる実績を作ったことだと強く実感しています。

Webライターのポートフォリオ▲私が実際に「ランサーズ」で公開しているポートフォリオです

特に、自分のライターネームを記載してもらえる「記名記事」があると、案件を獲得する上で大きな武器になります。

Webライターの記名記事1
Webライターの記名記事2▲このように自分のWebライター名が記事に記載されます

実際に私は公開できる実績や記名記事を増やした結果、採用される確率が上がりクライアントから直接依頼される機会も増えました。

なので、やみくもに案件に応募するのではなく

  • 実績として公開OKの記事
  • ライターネームを記載してもらえる記名記事

これらの案件を狙うことをおすすめします。

なお、実績として公開OKの記事や記名記事の案件は、次の方法で探すことが可能です。

公開OK・記名記事の探し方
  1. クラウドソーシングの検索ワードに「記名」を入れて案件を絞り込む
  2. 募集内容の掲載先URLをクリックし、記名記事かどうかを確認する
  3. クライアントに直接聞いてみる

例えば、クラウドソーシングサイト「ランサーズ」で記名記事の案件を探す場合、以下の手順で行います。

まずは「ランサーズ」のトップ画面からライティングの仕事を検索しましょう。

「ランサーズ」の「仕事を探す」からライティングの仕事を検索する画面▲「ランサーズ」の「仕事を探す」からライティングの仕事を検索します

そして画面上の方にある「キーワードを入力する」という欄に「記名」と入力し、検索します。

「キーワードを入力する」という欄に「記名」と入力して検索する画面▲「キーワードを入力する」という欄に「記名」と入力して検索します

すると、募集内容に「記名」というワードがある案件だけに絞り込まれます。

募集内容に「記名」というワードがある案件に絞り込まれた画面▲募集内容に「記名」というワードがある案件に絞り込まれます

今回は5件に絞り込まれたので、1件ずつ開いてチェックしていきましょう。

案件の募集内容を開いたら、画面内検索(「Ctrl」+「F」)で「記名」というワードがどこにあるかを探しましょう。

画面内検索をして「記名」というワードを探している画面▲画面内検索で「記名」というワードを探します

すると、記名を希望される場合はお申し出ください。ライター様の実績としていただいて結構ですという記載が見つかりました。

maya
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つまり、この案件は「記名記事」かつ「実績として公開OK」ということが分かりますね!

なお、もし募集内容に「記名記事」や「公開OK」という記載がなかったとしても、実績として公開できる場合があります。

例えば、募集内容に記事の掲載先URLが記載されている場合、実際の記事を確認することで記名記事かどうかを判断できます。

掲載先のURLが記載されている募集内容の画面▲ただし上記の「参考URL」は掲載先のURLではない場合もあるので、分からなければクライアントに確認しましょう

掲載先のURLがなかったり、募集内容だけでは公開できる記事か分からなかったりする場合は、クライアントに直接メッセージを送って聞いてみましょう。

また、「今までに書いた記事を実績として公開したい」という人は、次のように「以前に書いた記事を公開しても良いか」をクライアントに聞いてみることをおすすめします。

書いた記事を実績として公開して良いかクライアントに確認している画面▲実際のクライアントとのやりとりです。快くポートフォリオへの掲載許可をいただけました

名記事でなくても公開許可をいただける場合があるので、ダメ元でも確認してみると良いですよ。

maya
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公開できる実績を積み上げることで、文字単価アップの大きな足掛かりになりますよ

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(3)知識や経験のあるジャンルの案件に応募して得意ジャンルを作った

Webライターとして活動したばかりの頃は、とにかくできそうな案件に手当たり次第応募していました。

しかし、文字単価が高い案件ほど、そのジャンルに関する知識や経験のあるWebライターが採用されやすいと感じたため、得意なジャンルの案件に絞って応募するという方向にシフトすることに。

その結果、得意ジャンルの婚活関連記事で1文字2円の案件を獲得できました。

やはり1文字2円以上の案件となると、それなりに専門性が求められると強く実感しています。

実際に現在私が受注している1文字2円以上の案件も、次のように自分の知識や経験が活かせるジャンルばかりです。

知識や経験を活かせるジャンル選びの例
  • 「婚活して結婚した」という経験 → 婚活に関する記事
  • 一眼カメラが扱える、写真のレタッチができる → 写真撮影が必要な記事
  • 家事や収納、便利グッズ、100均が好きで詳しい →商品紹介、生活に関する記事
maya
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決してそのジャンルのプロフェッショナルである必要はありません。自分の「好き」「得意」を活かせる案件を狙いましょう

(4)提案文を見直してアピール力を高めた

案件に応募する際の「提案文(=応募メッセージ)」を見直すことで、採用されることが増えました。

私の経験上、クライアントの募集内容を熟読した上で「自分がいかにその案件で貢献できるか」ということと「前向きな気持ち」を強くアピールした提案文ほど採用されることが多いです。

反対にテンプレート通りの無難な提案文は、競争率が高い案件ほど採用されにくいように感じます。

例えば、私が初めて1文字1円以上の「ネイルデザインに関する記事作成」の案件を獲得した際は、提案文で次のようなアピールをしました。

  • ネイルに関する知識や興味があったこと
  • 最低限のSEOの知識があったこと
  • 一緒にメディアを作り上げていきたいという気持ち

以下、実際に送った提案文の内容です。

実際に採用された提案文の画面

これらをアピールしたことで採用につながり、クライアントからは成長したいという思いや、記事(※プロフィールに実績URLを載せていました)から伺える、読者様と向き合う姿勢が印象的とお褒めのメッセージをいただきました。

提案文でクライアントに好印象を与えられた例▲提案文でクライアントに好印象を与えることができ、採用につながりました

なお、採用される提案文の書き方は以下の記事で詳しく解説しているので、提案文の書き方が分からないという人は参考にしてくださいね。

初心者Webライター必見!採用される提案文の書き方を徹底解説【テンプレあり】
初心者Webライター必見!採用される提案文の書き方を徹底解説【テンプレあり】「採用される提案文の書き方を知りたい!」というWebライターに向けて、提案文の書き方を分かりやすく解説します。実際に採用された提案文をもとに作成したテンプレートや、初心者がやりがちなNG例、実績の作り方なども紹介します。...

(5)SEOやワードプレスの知識を身に付けてニーズに応えられるだけのスキルを身につけた

1文字2円の案件を獲得するために役立ったのが、SEOやワードプレスの知識です。

SEOとは…「Search Engine Optimization(=検索エンジン最適化)」の頭文字を取った言葉で、簡単に言うと「書いた記事を検索上位に表示させるための対策」のことです。
ワードプレスとは…サイトやブログが作成できる、「CMS(コンテンツ管理システム)」の1つ。サイトやブログを簡単に作ることができ、全世界の4分の1以上のサイトはワードプレスで作成されているほど圧倒的なシェアを誇ります。

実は私はWebライターとして活動する前に、ワードプレスで自分のブログを立ち上げて、SEOライティングを練習していました。

なので厳密に言うと「1文字2円以上の案件を獲得するためにやったこと」ではありませんが、Webライターとして活動する上で欠かせないスキルだと実感しているので、ここでお伝えしました。

特に文字単価が高い案件ほど

  • ワードプレスの入稿までお願いします
  • SEOライティングができる方募集!

このように、ワードプレスやSEOのスキルが求められることが多々あります。

そのため1文字2円以上の案件を獲得したい人は、ぜひワードプレスやSEOの知識を身に付けておきましょう。

とはいえ、

初心者ライター
初心者ライター
ワードプレスやSEOのスキルを身に付けるには、具体的には何をすれば良いの?

という人も多いでしょう。

そこで参考までに、私がワードプレスやSEOのスキルを身に付けるために行ったことを紹介します。

ワードプレスのスキルを身に付けるために行ったこと

そもそも、Webライターが求められるワードプレスのスキルというのは、ほとんどの場合ワードプレスで記事が投稿できることなので、難しいスキルは必要ありません。

そのため、ワードプレスでブログを立ち上げて記事が投稿できるようになれば、Webライターに必要なワードプレスのスキルは身に付いたと言って良いでしょう。

とはいえ、ワードプレスのブログを立ち上げるにはサーバーやドメインを有料契約したり、色々な初期設定が必要だったりと難しいことも多々あります。

maya
maya
実際に私も「ワードプレスって何?」という状態だったので、分からないことだらけでした…

そこで私は「hitodeblog|完全初心者のためのブログの始め方」というサイトの、以下の記事を参考にしながらブログを立ち上げました。

上記の記事に書いてある通りに設定を進めていくことで、ワードプレス初心者でもブログを立ち上げることができます。

また、ワードプレスで記事を書いて投稿する方法は「りゅうた学|ブログで人生変わってきた!」というサイトの、以下の記事を参考にしました。

▼ワードプレスで記事を書いて投稿する際に参考にした記事

イチから全てわかる!ブログ記事の書き方【WordPress編】|りゅうた学

上記の記事を参考にしながら、自分の興味のあるテーマについての記事を書いて投稿することで、Webライターに必要なワードプレスの基本的な操作が自然と身に付きますよ。

SEOのスキルを身に付けるために行ったこと

ワードプレスのブログでアクセス数を増やすためにはSEOの知識が必須だったため、必然的にSEOについても学ぶようになりました。

主にネットで「SEO記事の書き方」と検索して出てきた記事を読んだり、SEOやブログに関する本を読んだりして、少しずつSEOの理解を深めていったイメージです。

そして学んだSEOの知識を自分のブログで実践して、アクセス数や検索順位に反映されているかをチェックして「自分のSEO対策が正しかったかどうか」を検証していきました。

ただ、SEOについてはネットでも色々な情報があるため、

  • 難しくてよく分からない…
  • 何が正しい情報なのか分からない…

ということもよくあるでしょう。

しかし、SEOについて完璧に学ばなければ!と気負いすぎる必要はありません。

というのも、私の経験上ですが1文字2円の案件でSEOの専門的な知識を求められることは少ないからです。

多くの案件では記事のテーマやキーワードが指定されていますし、クライアントからSEO対策について指示があることも多いです。

そのため、以下の基本的なSEOの知識さえ身につけておけば、クライアントからの指示も理解できるようになるので、1文字2円の案件を受注する上で困ることはほとんどないでしょう。

身に付けておきたいSEOの知識
  • キーワードの選び方
  • タイトルや見出しの付け方
  • SEOに強い記事の書き方
  • キーワードプランナーの使い方

ちなみに、私は基本的なSEOの知識を身に付けるために以下の書籍を活用しました。

SEOやブログを学ぶために参考にした本の画像▲(左)「本気で稼げるアフィリエイトブログ」/(右)「沈黙のWebライティング」

本気で稼げるアフィリエイトブログは、私がブログを始める上でとても参考にした本です。

これからブログを始める人向けの書籍ですが、キーワードの選び方やタイトル、見出しの付け方など基本的なSEO対策も学べますよ。

そして、基本的な記事の書き方が身に付いたら、沈黙のWebライティングでSEOライティングをより深く学びました。

小手先の技術にとらわれないSEOライティングの本質的な部分が学べるので、定期的に読み返すほどお気に入りの本です。

ボリュームがある内容ですが、登場人物のセリフ形式で物語が進行していくので、本が苦手な方でもサクサクと読み進められますよ。

なお、キーワードを選ぶ際に「キーワードプランナー」というツールを使用することがあるので、ぜひ基本的な使い方を覚えておきましょう。

私は「デジタルマーケティング専門家ジュンイチのデジマ研究所」というサイトの、以下の記事を参考にしながらキーワードプランナーの使い方を覚えました。

maya
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とはいえ私自身、SEOについてはまだまだ知識が足りないので、今も勉強や試行錯誤を繰り返しています。Webライターの案件をこなしていくことでも、SEOの知識が身に付いていきますよ

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低単価Webライターを早く抜け出すために「こうすればよかった」と思うこと【5つの反省点】

低単価Webライターを早く抜け出すために「こうすればよかった」と思うこと【5つの反省点】私は1文字2円の案件を獲得するまでに1年ほどかかりました。

しかし今振り返ってみるとこうすればもっと早く低単価Webライターから抜け出せたのかも…と思うことがいくつかあります。

そこで、私の活動歴をもとに「低単価Webライターから早く抜け出すために“こうすればよかった“と思うこと」を5つ紹介します。

「こうすればよかった」と思うこと
  1. 低単価の継続依頼は早めに断るべきだった
  2. 1文字2円以上の案件に積極的に応募するべきだった
  3. 自分の強みを活かせるジャンルの案件に応募するべきだった
  4. 単価アップの交渉をするべきだった
  5. 自分以外のWebライターの活動状況を知るべきだった

「なるべく早く低単価Webライターから抜け出したい!」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。

(1)低単価の継続依頼は早めに断るべきだった

私がなかなか低単価Webライターから抜け出せなかった大きな理由として、次のように1文字0.5円の継続依頼をダラダラと受け続けてしまったことが挙げられます。

1文字0.5円の低単価案件を受け続けてしまったときのやりとりの画像▲このように1文字0.5円の案件をなかなか断れずに受け続けてしまいました

2020年8月〜2021年1月の約半年間が、その期間に当たります。

新規獲得した案件 文字単価
2020年8月 住宅に関する記事
→2021年1月まで受け続けてしまった継続案件
0.5円
2020年9月
2020年10月 アニメ紹介記事 0.6円
2020年11月〜2021年1月

上記の期間はほとんど提案をしなかったため、新規獲得した案件も少なくなっています。

1文字0.5円という低単価にもかかわらず受注し続けたのには、次の理由があります。

  • 月に10本以上依頼してもらえたので、収入の柱になっていた
  • 新しい案件に応募する時間的余裕がなかった
  • 不定期で1文字0.5〜1円の直接依頼があった

この継続案件は月に10本以上の依頼があったため、月25,000〜30,000円程度の収入になっていました。

なので「断ることで一気に収入ダウンしてしまうのが怖かった」というのが大きな理由です。

そして当時の私にとって「月に10本」というのはなかなかのボリュームだったので、他の案件に応募する時間的・精神的余裕がなかったというのも理由の1つです。

また、この継続案件の他にも直接依頼をいただく機会があったので、「まぁこのままでも良いか…」と現状に甘んじていたこともあります。

しかしWebライターとして活動する上で「このまま0.5〜1円の案件で満足していて良いのだろうか?」という思いが強くなり、2021年2月に思い切って継続依頼を断ることに。

新規獲得した案件 文字単価
2021年2月
→1文字0.5円の継続案件を断る
100均グッズに関する記事 1円
2021年3月〜4月 結婚相談所に関する記事のテストライティング(合格) 1円
結婚相談所に関する記事 2円

その結果、他の案件に応募する余裕ができて、1文字2円の案件獲得につなげることができました。

もっと早く継続依頼を断っていれば、1文字2円の案件獲得も早まっていたかもしれません。

maya
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ときには継続依頼を断る勇気も必要だということを学びました。「何かを手に入れたければ、何かを手放す必要がある」ということですね

(2)1文字2円以上の案件に積極的に応募するべきだった

私がなかなか1文字2円の案件を獲得できなかったのは、単純に1文字2円以上の案件に応募していなかったからです。

実は、私が初めて1文字2円の案件に応募したのはWebライターを始めてからおよそ1年も経ったときです。

これではなかなか低単価Webライターから抜け出せないのも無理はありませんよね。

当たり前のことですが、1文字2円以上の案件を獲得したければ積極的に応募する必要があります。

しかし私もそうだったのですが、

  • こんなにライバルがいるなら、自分なんて採用してもらえないかも…
  • 1文字2円の案件なんて、自分にはレベルが高すぎるかも…

このように消極的になってしまう人も多いでしょう。

特にクラウドソーシングサイトではどのくらいのWebライターがその案件に応募しているかが分かるので、つい尻込みしてしまいがち。

しかし、実はライバルが多いからといって、必ずしも自分が採用されにくくなるわけではありません。

たとえ応募したのが自分1人だったとしても、「この案件には合わない」とクライアントに判断されたら不採用になってしまいますよね。

一方で、ライバルが多かった場合でも「この人の知識や経験は案件に役に立ちそう」と判断してもらえれば、採用につながります。

実際に私は、初めて応募した1文字2円のテストライティング(応募者29人)で合格しました。

maya
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つまり採用されるポテンシャルがあったのに、今まで応募してこなかったということ。「もっと積極的にチャレンジすれば良かった」と感じています

なので少しでも自分の知識や経験が役に立ちそうだと感じたら、ぜひ積極的に応募しましょう。

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(3)自分の強みを活かせるジャンルの案件に応募するべきだった

1文字2円以上の案件では、そのジャンルに関する専門的な知識や経験が求められます。

そのため、自分の知識や経験を活かせるジャンルであれば、1文字2円以上の案件であっても採用される可能性は十分にあります。

私がやってしまった失敗は、自分の得意なジャンルがあるにもかかわらず1文字2円の案件は自分にはまだ早いから…と勝手にあきらめてしまったことです。

私の経験上、1文字2円以上の高単価案件であっても、自分の強みが活かせるジャンルであれば採用されやすいですし、反対に1文字1円以下の案件でも自分の強みが活かせないジャンルでは採用されにくいと感じます。

maya
maya
なので、文字単価やライバルの多さに尻込みするのではなく「自分の強みが活かせるかどうか」を判断基準にして案件を選びましょう

(4)単価アップの交渉をするべきだった

1文字2円の案件を獲得するために、私は「案件に応募する」という方法を取りましたが、「単価アップの交渉をしてみても良かったかもしれない…」と思います。

もし継続依頼を受注している場合、クライアントに「文字単価を上げてもらえませんか?」とお願いすることで、1文字2円にしてもらえる可能性があるからです。

私はWebライター2年目以降に、単価アップの交渉をして文字単価を上げてもらったことが何回かあります。

単価交渉で文字単価を2円から2.5円に上げてもらったやりとりの画像▲単価交渉の結果、文字単価を2円から2.5円に上げてもらうことができました

ただし「0.5円を2円に上げてください!」というような、あまりにも無理な交渉はNGです。

1文字2円を目指す場合、受注している継続案件の文字単価が「1.5円以上」であれば、単価交渉の余地があるでしょう。

なお、単価交渉の方法は以下のページで詳しく解説しています。

Webライターが単価交渉を成功させる方法は?言い方とタイミングを解説【例文あり】
Webライターが単価交渉を成功させる方法は?言い方やタイミングを解説【例文あり】Webライターが単価交渉を成功させる方法やタイミングについて、例文やテンプレートを交えて分かりやすく解説します。単価交渉をする際の注意点や成功しやすい単価幅も紹介するので、単価交渉を考えているWebライターの方はぜひ参考にしてください。...

(5)自分以外のWebライターの活動状況を知るべきだった

  • 「どうしても1文字2円以上の案件を獲得できる自信がない…」
  • 「他のWebライターはどうやって1文字2円以上の案件を獲得しているの?」

このように、Webライターとしての自信がなくなってしまったときや、「自分が1文字2円の案件を獲得できるイメージが湧かない」というときは、自分以外のWebライターの活動状況を知るのも1つの方法です。

具体的には、他のWebライターのSNSやブログを見てみると良いでしょう。

実際に、当時私が参考にしていたSNSやブログを紹介します。

私は2022年7月にWebライター用のTwitterアカウントを作成し、他のWebライターと交流したり、活動状況をチェックしたりするようになりましたが「もっと早くやっておけば良かった…」と後悔しています。

maya
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例えば私は他のWebライターの活動状況を知ることで、自分の作業量の少なさや、無駄な時間の多さに気付けました

また、自分1人でWebライターの活動を続けていると今の自分の方法で本当にWebライターとして稼げるようになるのだろうか…と不安になることも多いと思います。

しかし、他のWebライターも同じように試行錯誤したり、努力していることが分かるだけでもかなり不安が軽減されますよ。

また、自分よりも経験豊富なWebライターをチェックすることで、高単価案件を獲得するヒントを得られることもあるので、ぜひ積極的にSNSやブログを活用してみてください。

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「1文字2円」の案件を獲得してWebライターの収入アップを目指そう

「1文字2円」の案件を獲得してWebライターの収入アップを目指そうWebライター歴3年の私が、1文字2円の案件を獲得するためにやったことについてお話ししました。

1文字2円の案件を獲得するために特に大切なのは、

  • 公開できる実績を増やす
  • 積極的に応募する

この2つだと実感しています。

特に私は積極的に応募できていなかったため、なかなか低単価Webライターから抜け出せなかったので、これを読んでいる人はぜひ反面教師にしてください。

maya
maya
今回紹介した内容を参考に、1文字2円の案件を獲得してWebライターの収入アップにつなげてくださいね!

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